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所長のコラム

中小企業が気にすべき財務諸表

今月は私の本業の中小企業の財務諸表で、経営者の方に気にして欲しいことをお話します。
財務諸表は損益計算書と貸借対照表、キャッシュフロー計算書の3つがありますが、
紙面の都合上キャッシュフロー計算書については後日とさせていただきます。

1、 損益計算書 損益計算書は、企業の1年間の儲けの原因と結果を表す計算書です。
(1) 5つの利益があることをまず頭に入れてください。
 売上総利益    売上高-売上原価
② 営業利益     売上総利益-販売費及び一般管理費
③ 経常利益     営業利益+営業外収益-営業外費用
④ 税引前当期純利益 経常利益+特別利益-特別損失
⑤ 当期純利益    税引前当期純利益-法人税等
(2) 損益計算書で注意する項目
① 売上総利益率は業界平均以上か。 (売上総利益÷売上高)
② 営業利益率は5%以上あるか。   (営業利益÷売上高)
③ 戦略的攻めの経費は有効に支出してあるか。
④ 税引前当期純利益800万円までは税率が低い(25%)ので躊躇なく利益を上げる。
⑤ 当期純利益が会社を強くする源と確信する。(当期純利益が自己資本を増やす)

2、 貸借対照表 損益計算書だけでなく必ず貸借対照表も見る習慣をもつ。
貸借対照表はその時点の財政状態を示す表です。
右側にはどのようにして資金を集めたかが示され、左側には集めた資金をどのように使っているかが示されます。
これには、創業以来の経営者の歴史が刻まれているともいえます。
① 現金預金は固定費の3ヶ月分あるか。(現預金があれば倒産しません)
② 自己資本比率は30%以上あるか。(純資産合計÷総資産合計)
③ 不明朗な勘定科目は無いか。(仮払金・立替金・貸付金等)
④ 運転資金の借入金は、売上高の3カ月分以内に抑えられているか。
⑤ 売上回収サイトと仕入支払サイトはバランスが取れているか。

会社の決算書は社長の通知表です。
良くするも悪くするも中小企業では社長次第です。
世界的に不確実な情勢で、リーマン・ショック規模の経済危機が来ても
混乱が収まるまで持ちこたえる準備が進んでいるかどうかは、数期間の決算書を見ればよくわかります。

最後にもう一つ
決算書は1年に1回ですが、決算書の基になる毎月の試算表にも定規を当てて、じっくり見てください。
見るポイントは決算書と同じです。
上に挙げた数値に達していない場合は是非努力目標としてほしいです。
既に達成している会社は、油断をせず更に上を目指してください。
会社は苦しいときより、絶好調時に危機の芽が生まれるものです。(私のつたない経験ですが)

 

爽快な5月をお過ごしください。

2018年5月14日

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