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所長のコラム

「求人難」人手不足の深刻化

求人難の状況がいよいよ深刻です。

運送業、外食産業、介護、保育業界に留まらず、ほとんどの業界・業種で人手不足と言われています。
新卒採用の内定率がバブル期越えをしているなどのニュースが報じられていますが、中途入社でも大変な状況です。

人材不足と人手不足は違うと思うのですが、今、人材は勿論のこと人手そのものが不足している危機的状況と言えます。
私どもでもパート募集をハローワークに出してもなかなか集まらない(高齢者を除けば)状況です。
外食業界が営業時間の短縮に手を付け、24時間営業を売りにしていたコンビニ業界も検討していると報道されています。

バブル時のように景気が過熱して人が不足しているのではなく、人口減少、特に若年人口が恒常的に大幅な減少を続けているという、有史以来初めてといえる問題が潜んでいるからです。
恐らくこの状況の改善はAI&ロボットが浸透するか、社員を採用できなくて中小零細企業がすごい勢いで廃業に追い込まれるまで続くと私は考えます。
そのことを考えると、世界中で日本が、一番早くかつ劇的にロボット化の進む可能性が高く、一度その方向に勢いがつくと、逆に人の仕事が少なくなり就職難が出現するとも容易に考えられます。

こういった状況に対して、短期的、長期的にどのように対処すればいいのか、今全ての事業所が自社の将来ビジョンを考える中で、事業領域を含め抜本的に構想を練り直す必要があるのではないでしょうか。

はっきりと言えることは、値段の安さで勝負する事業は完全に終焉したといえることです。
とはいうものの、安さで勝負できないからといって価格以外で勝負すると言うことは、想像以上に厳しい道です。しかし事業の継続を考えるなら避けて通れない道でもあります。
そのためには、今こそ全社一丸が求められるのですが、社員個々人には様々な選択肢があるという恵まれた環境の中にあり、全社一丸の状況を作り出すことも、過去に比して桁違いに難しい環境であります。
まさに今までと次元の違うほどの厳しい経営力が求められ続けます。経営者受難ともいえるほどの環境です。
しかし、そこに新たに面白さを見いだすような経営者を世の中は待っているのかもしれません。

私どものお客様の歯医者さんで、歯科衛生士の募集をしても人が集まらず、やむを得ず、給料額はそのままで、週休3日制での募集に踏み切り、ようやく採用にこぎつけた方がいます。
週休3日で更に有給休暇を労働基準法通り完全に付与する経営は今の私では難しそうです。
人を雇用して事業を行うという、長く続く経営の根幹にまで行き当たる課題が、すぐそこまできて答えを待っているようです。

2017年7月13日

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